SyncueSong 正式マニュアル スタートガイド (スナップショット版)

SyncueSong スタートガイド — 画面で見る操作手順

初回起動から、ルームを作って友達と合奏し、録音して退出するまでを 実際の画面キャプチャ で順に追うガイドです。機能ごとの詳細な仕様は オンラインマニュアル を参照してください。

  • 対象バージョン: v0.2.764 (build 2026-08-14)
  • 音声構成: ASIO (Yamaha Steinberg USB ASIO) + 配信出力は WASAPI 仮想デバイス
  • 画面はすべて 起動直後のウィンドウサイズのままです (Windows 11 / 表示スケール 100%)
  • 画面内の名前は例です — ユーザー名 ハルカ@Vo、ルーム名 金曜よるのアコギ部屋、相手 ケンタ@Gt

このページはスナップショット版です。 v0.2.764 の実画面をそのまま反映した速報版のため、体裁や説明に粗さが残っています。全機能を網羅した正式マニュアルは /manual/ にあります。

1. 準備するもの#

必要なもの補足
Windows 10 / 11
.NET 10 Desktop Runtime未導入なら初回起動時に案内が出ます
ASIO 対応オーディオインターフェース遅延が最小になります。合奏するならこれを推奨
ヘッドホンスピーカー再生はハウリングの原因になるため非推奨
マイク歌唱・演奏用
インターネット接続ルーム管理は HTTPS/WSS、音声は UDP

オーディオインターフェースが無くても、WASAPI を選べば PC 内蔵マイクや USB マイクで始められます(遅延は目安 +20ms〜)。手順は ステップ 3 の最後に補足があります。

配布 zip を フォルダへ展開してから SyncueSong.exe を起動します (zip の中から直接起動すると同梱 DLL を読めず失敗します)。


2. 初回起動 — 簡単設定ウィザード#

初めて起動すると、設定ウィザード (簡単設定) が自動で開きます。全 9 ステップですが、ステップ 5 で切り上げてすぐ使い始められます。

ステップ 1 / 9 — ようこそ#

ウィザード ステップ1 ようこそ
ウィザード ステップ1 ようこそ

最初の画面はあいさつと注意書きだけです。ヘッドホンを装着してから「次へ」を押してください。

ステップ 2 / 9 — アカウント#

ウィザード ステップ2 アカウントの選択
ウィザード ステップ2 アカウントの選択

はじめ方を選びます。

ここでは「ゲストとしてはじめる」を選びました。ゲストを選ぶと、できないことが黄色い枠で示され、下に名前の入力欄が出ます。

ウィザード ステップ2 ゲストで名前を入力
ウィザード ステップ2 ゲストで名前を入力

名前を ハルカ@Vo に変更しました。この名前がセッション中に他のメンバーへ表示されます。

ゲストのままだとできないこと招待リンクを発行できない / パスワード付き・非公開ルームを作れない / 名前を変えられるのは 1 回だけ / 30 日間使わないとアカウントが削除される

ステップ 3 / 9 — モニタリング音声 (ASIO を選ぶ)#

ウィザード ステップ3 方式の選択
ウィザード ステップ3 方式の選択

演奏に使う音声の入口と出口を決めます。既定で「ASIO デバイス(推奨)」が選ばれています。

方式向いている人
ASIO デバイス (推奨)オーディオインターフェースを持っている人。遅延が最小
VST / DAW BridgeDAW のエフェクトを掛けたまま参加したい人
WASAPI デバイス内蔵マイク・USB マイクで手軽に始めたい人 (遅延は目安 +20ms〜)

下の「ASIO デバイス」を開くと、PC にインストール済みの ASIO ドライバが並びます。

ウィザード ステップ3 ASIO デバイスの一覧
ウィザード ステップ3 ASIO デバイスの一覧

自分のオーディオインターフェースのドライバを選んでください。ここでは Yamaha Steinberg USB ASIO を選びました。選んだ瞬間にデバイスが開かれ、成功すると「次へ」が押せるようになります。

ウィザード ステップ3 ASIO デバイスを選んだ状態
ウィザード ステップ3 ASIO デバイスを選んだ状態

ASIO デバイスは 1 つのアプリしか同時に開けません。 DAW など他のアプリが同じ機材をつかんでいると選択に失敗します。その場合は先に相手のアプリを終了してください。

補足: オーディオインターフェースが無いとき (WASAPI)#

「WASAPI デバイス」を選ぶと、マイク入力とモニター出力を Windows のデバイスから個別に選ぶ形になります。

ウィザード ステップ3 WASAPI を選んだ場合
ウィザード ステップ3 WASAPI を選んだ場合

空欄のままにすると OS の既定デバイスが使われます。手軽ですが遅延は ASIO より大きくなるので、合奏を続けるならオーディオインターフェースの導入をおすすめします。

ステップ 4 / 9 — 音声テスト#

ウィザード ステップ4 音声テスト
ウィザード ステップ4 音声テスト

選んだデバイスがそのまま動き始めます。

ステップ 5 / 9 — ここまでの設定で使えます#

ウィザード ステップ5 ここまでで使えます
ウィザード ステップ5 ここまでで使えます

音の入口と出口が決まったので、この時点でルームに入って演奏できます。

以降のステップはすべて後から設定画面で変更できます。

ステップ 6 / 9 — 使用タイプ#

ウィザード ステップ6 使用タイプ
ウィザード ステップ6 使用タイプ

安定性と遅延のバランスを 3 段階から選びます。既定は B) 歌える低遅延(おすすめ) です。

内容
A) 安定して合わせる初回レッスンや回線が不安定なとき。遅延は増えるが音切れに強い
B) 歌える低遅延(おすすめ)通常の歌・コラボ向け
C) 極限低遅延遅延を最優先する上級者・検証向け

ステップ 7 / 9 — 配信・録音用音声#

ウィザード ステップ7 配信・録音用音声
ウィザード ステップ7 配信・録音用音声

OBS で配信したり、別のアプリへ音声を渡したりする場合は「使う」を選びます。「使う」にすると方式と出力デバイスの欄が現れます。

ウィザード ステップ7 配信先デバイスの一覧
ウィザード ステップ7 配信先デバイスの一覧

自分が聴いているスピーカー/ヘッドホンは選ばないでください。二重再生・ハウリングの原因になります。VB-CABLE や VoiceMeeter などの仮想オーディオデバイスを選び、OBS 側で同じデバイスを入力に指定します。

モニタリングを ASIO にしていれば、配信側は WASAPI の仮想デバイスを選ぶのが定番です(ここでは Virtual Output A L/R)。

ウィザード ステップ7 配信先を設定した状態
ウィザード ステップ7 配信先を設定した状態

ステップ 8 / 9 — 送信のステレオ設定#

ウィザード ステップ8 送信ステレオ設定
ウィザード ステップ8 送信ステレオ設定

相手へ送る音をモノラルにするかステレオにするかを決めます。 BGM も一緒に送るならステレオが向いています。

ステップ 9 / 9 — マイク遅延の自動計測#

ウィザード ステップ9 マイク遅延の自動計測
ウィザード ステップ9 マイク遅延の自動計測

ヘッドホンから音を出してマイクで拾い、その物理的な遅延を測ります。任意です — 「完了」でスキップできます (既定 0 ms、後から設定画面でも入力できます)。

「完了」を押すとログイン画面へ移ります。


3. ログイン画面#

ログイン画面 上部
ログイン画面 上部

起動時に自動でログインし、公開ルーム一覧が読み込まれます。上部は ユーザーカード です。

場所内容
ユーザー名表示名。右の「変更」で変更 (ゲストは 1 回だけ)
ゲスト / Free プラン認証種別とプラン
Google アカウントと連携いまの名前と所有ルームを保ったまま正式アカウントへ昇格
一人ではじめるダイアログ無しで自分専用のソロルームを作って入室
右上設定 (ギア) / 簡単設定 (ウィザード再実行) / マニュアル

ルームの一覧と「ルームを作成」は、その下にあります。 起動直後のウィンドウサイズだと画面に入りきらないので、下へスクロールしてください (ウィンドウを縦に広げても出ます)。

ログイン画面 ルームカード
ログイン画面 ルームカード
場所内容
みんなのルーム公開ルームの一覧。🔄 で取り直し
ルームを検索非公開ルームの完全一致検索、招待リンクの貼り付け
ルームを作成新しいルームを作る

まだルームが 1 つも無いので「ルームがありません。新しいルームをつくってみましょう!」と表示されています。


4. ルームを作って入室する#

ルームを作成 を押すとダイアログが開きます。

ルーム作成ダイアログ
ルーム作成ダイアログ

パスワード付き・非公開ルームの作成には Google 連携が必要です。ゲストのままだとこの 2 つは入力できません (画面でもグレーアウトしています)。

作成して入室 を押すと、数秒の「ルーム入室中...」を挟んでルーム画面が開きます。 ASIO デバイスの起動とサーバー接続で時間がかかるので、二重に押さずお待ちください。


5. 友達に入ってきてもらう#

公開ルームなら一覧から#

作ったルームは、他の人のログイン画面の「みんなのルーム」に並びます。

相手側のログイン画面 — ルーム一覧
相手側のログイン画面 — ルーム一覧

行をクリックすると入室確認ダイアログが開きます。

入室確認ダイアログ
入室確認ダイアログ

入室 で参加完了です。

招待リンクで直接呼ぶ#

ヘッダーの メンバーを招待 から招待リンクを発行できます。

メンバーを招待メニュー
メンバーを招待メニュー

「招待リンクをコピー」でクリップボードにリンク (https://syncuesong.com/i/xxxxxxxx) が入るので、 Discord などに貼って共有します。受け取る側はゲストでも構いません — 発行する側だけ Google 連携が必要です。


6. ルーム画面の見かた#

ルーム画面 全体
ルーム画面 全体

ルーム画面は上から ヘッダー / マイク入力カード / 出力カード 4 枚 / メンバー一覧 の 4 段です。

音の 3 系統「相手に届く音 (送信)」「自分に聞こえる音 (モニター)」「配信・録音へ渡す音」を分けて扱います。上段の マイク入力カード が送信の入り口、メンバー一覧の先頭にある 自分のカード が自分の聞こえ、出力カード 4 枚 がそれぞれの出口です。

ヘッダー#

ヘッダー
ヘッダー

ルーム名 (右のアイコンでコピー)、人数と残り時間、ルーム退出 / メンバーを招待。右側には マニュアル / 🏥 診断 / ツール / 設定 が並びます。診断ボタンの上にオレンジのバッジが出ているときは、自己診断で警告が見つかっています。

マイク入力カード(相手に届く音)#

マイク入力カード
マイク入力カード

ここでの操作は 相手に届く音そのもの を変えます (自分のモニターにも同じものが掛かります)。

コントロール機能
マイクアイコンミュート ON/OFF (M キーでも切替)
マイク遅延 (+0ms)物理遅延の補正値。クリックで入力パネルが開く
フェーダ + メーター相手に届く自分の音量 (dB 表示・ピークホールド)
リバーブ送信に掛ける残響量。ラベル自体がトグル
エフェクトチャンネルストリップを開く

右端の BGM / メトロノーム / 効果音パッド は音を鳴らす道具です。 BGM ボタンの下には現在読み込んでいる曲名が出ます。

パン (定位) のスライダーは、ウィンドウ幅が狭いと自動的に隠れます。使いたいときはウィンドウを横に広げるか、「エフェクト」から設定してください。

マイク遅延の欄をクリックすると、数値入力と自動計測のパネルが開きます。

マイク遅延の入力パネル
マイク遅延の入力パネル

出力カード 4 枚#

出力カード 4 枚
出力カード 4 枚
カード内容
🎧 モニター出力自分が聴く音。下にデバイス名 (ここでは ASIO の Yamaha Steinberg USB ASIO)、ミュート + 音量スライダー
配信出力OBS などへ渡す音 (O キー)。デバイス未選択なら赤字
声を送る他のメンバーへ届ける音 (V キー)。ステレオ / モノラルを直接選べる
録音録音開始/停止 (R キー)。下に実効録音元 (ここでは「配信 (自動)」)

ラベルのボタンを押すとそのカードごと ON/OFF できます。モニター出力・配信出力・声を送るの 3 枚には エフェクト ボタンがあり、その出口の最終段を開けます。モニターの設定に追従している出口は 「エフェクト (追従)」 の表示になります。

デバイス名はカード幅に収まらないぶんが省略されます。全体を確かめたいときは 設定 → モニタリング音声 / 配信・録音出力 を見てください。

メンバー一覧#

メンバー一覧
メンバー一覧

自分も含めて全員が同じ形のカードで並びます (ウィンドウが広いと 2 列に折り返します)。

メンバーカードの メニュー:

メンバーの ⋯ メニュー
メンバーの ⋯ メニュー

通信状態アナライザー では、その相手との通信状態グラフ・RTT 履歴・RTT ヒストグラム・バッファログを見られます。メンバー管理 はルームのオーナーのときだけ表示され、切断 / 5分 ban / 1時間 ban / 恒久 ban を選べます。

見出し行の パン配置 では、メンバーの定位をまとめて配置できます (自分のモニターのみ)。

パン配置メニュー
パン配置メニュー

キーボードショートカット#

キー操作
M自分のマイクをミュート / 解除
V声を送る の ON / OFF
BBGM プレイヤーを開く
O配信出力の ON / OFF
R録音の開始 / 停止
19効果音パッドの発音
0 / .押している間だけ鳴らす + その間マイクを止める

7. エフェクトをかける#

マイク入力カードや各メンバーカードの エフェクト ボタンから、チャンネルストリップが開きます。

エフェクト EQ
エフェクト EQ

左のリストで EQ / ノイズゲート / ディエッサー / コンプレッサー / リミッター / リバーブ / パン を切り替えます。効いているセクションにはオレンジの印が付きます。上の画面は EQ にプリセット ボーカル を当てた状態です。カーブ上の丸をドラッグして周波数とゲインを動かせます (中域の丸の上でホイールを回すと Q が変わります)。

エフェクト コンプレッサー
エフェクト コンプレッサー

コンプレッサーとリミッターには静特性グラフが付きます。

エフェクト リバーブ
エフェクト リバーブ

EQ・ゲート・ディエッサー・コンプ・リミッター・パン・リバーブは先読みバッファを持たないので、これらを掛けても遅延は増えません。 ウィンドウ下部に現在の追加遅延が表示されるので、そこで実際の値を確認できます (ボイスチェンジャーを使っている場合はそのぶんが加算されます)。

ウィンドウは非モーダルなので、歌いながら A/B を比べられます。

  • マイク入力カードのエフェクトは 相手にも届きます (相手側で外せません)
  • パンは ステレオ送信のときだけ相手に届きます
  • メンバーへのエフェクトは 自分の PC 内だけで有効です

部屋の響き(受信メンバー全員)#

メンバー見出しの 部屋の響き から、受信した全員の声にまとめて残響を掛けられます。

部屋の響き
部屋の響き

全員の響きの量を 0 にするとリバーブは動作ごと止まります (CPU も使いません)。自分の声の響きはこことは別で、マイク入力カード側のエフェクトで設定します。


8. BGM を流す・歌詞を出す#

マイク入力カードの BGM ボタン (または B キー) でプレイヤーが開きます。

BGM プレイヤー
BGM プレイヤー

WAV / MP3 / FLAC を読み込んで、全員に同期配信できます。出力 タブの 2 つのチェックが要点です。

このタブの中身は、ウィンドウが縦に狭いとつぶれて見えなくなります。チェックボックスが見当たらないときは ウィンドウを縦に広げてください。

カラオケタブ#

BGM カラオケタブ
BGM カラオケタブ

速度・キータブ#

BGM 速度・キータブ
BGM 速度・キータブ

再生速度を落として練習したり、♭ / ♯ で半音単位の移調ができます。元の原曲の速度で録音する をチェックすると、スロー再生で歌っても保存データは原曲のテンポに戻ります。

プレイリスト#

右端の プレイリスト タブでサイドパネルが開きます (ウィンドウが自動的に広がります)。プレイリストは複数持てます。

BGM プレイリスト
BGM プレイリスト

ドラッグで並び替え、各行の ▶ で個別再生。上部のドロップダウンでプレイリストを切り替え、右の ⋯ から追加 / 名前変更 / 複製 / 複数選択 / 削除ができます。歌詞ファイルがある曲には 📖 が付きます。

歌詞ウィンドウ#

BGM プレイヤーの 歌詞ウィンドウ ボタンで開きます。編集 を押すとテキストエディタになります。

歌詞 編集モード
歌詞 編集モード

各行の先頭に {hh:mm:ss.fff} 形式のタイミングタグを入れておくと、再生位置に合わせて行がハイライトされます。歌詞タイミング挿入▼ のリボンを開くと、再生しながらタグを打ち込む操作がまとめて使えます。

ボタンショートカット
+歌詞タイミング挿入Ctrl+Enter
↑前の行 / ↓次の行Ctrl+↑ / Ctrl+↓
←再生戻し / →再生進めCtrl+← / Ctrl+→
●再生位置をカーソル位置にCtrl+G

保存 すると表示モードに戻ります。再生すると、現在位置の行がオレンジでハイライトされ、タイミングタグのある行には次の行までのカウントダウン (● ● ● ●) が出ます。

歌詞 表示モード
歌詞 表示モード

同期・送信 ボタンで、いまの歌詞と位置を全メンバーへ送れます。


9. 効果音パッドとメトロノーム#

どちらも BGM とは別のトラックで鳴り、自分の耳・配信・録音・他のメンバーのすべてに届きます。

効果音パッド#

効果音パッド
効果音パッド

テンキーと同じ並びの 3×3 パッドに音源を割り当てます。

窓の右上の ⋯ から、組み合わせを .sepad ファイルとして保存・読み込みできます。音源のパスは .sepad からの相対パスで保存されるため、フォルダごと移動しても読めます。

メトロノーム#

メトロノーム
メトロノーム

BGM の再生とは連動しない独立した時計です。テンポ 30〜300 BPM、拍子 1〜8、音量を設定できます。

クリック音は他のメンバーにも送られます。ネットワークの遅れぶん相手には遅れて届くので、鳴らすのは 1 人だけにしてください。


10. 録音する#

出力カードの 録音 を押す (または R キー) と録音が始まり、ボタンが赤くなります。

録音中
録音中

ボタンの下に実効の録音元が出ます (上の画面では「配信 (自動)」)。録音まわりの操作は右の メニューにまとまっています。

録音カードの ⋯ メニュー
録音カードの ⋯ メニュー

保存フォルダ・ファイル名形式・ファイル形式は 設定 → 録音 で変更できます。


11. SYNC(タイミングを揃える)#

離れた場所同士では、それぞれの声が届くまでの時間が違います。 SYNC は「誰の時計に合わせるか」(基準 = クロックソース) を決めて全員のタイミングを揃える機能です。操作はすべて SyncMon (メンバー見出しの SyncMon ボタン、またはヘッダーの ツール → SyncMon) にまとまっています。

波形タイムライン#

SyncMon 波形タイムライン
SyncMon 波形タイムライン

モニター出力と配信録音出力それぞれについて、マイク・BGM・効果音・各メンバーの音を同じ時間軸に並べて表示します。見出しには実際に使っているデバイス (ここでは ASIO) が出ます。

SyncMon は横幅を使う画面です。右側が切れているときはウィンドウを横に広げてください。

ネットワークビュー#

SyncMon ネットワークビュー
SyncMon ネットワークビュー

誰と誰が何 ms 離れているかの地図です。円の中の数字は「その人の声が自分に聴こえるまでの時間」、金色の外周円が SYNC 基準です。ノードをクリックするとその人が基準になります。

スピーカーで音を出している (マイク遅延の補正値が大きい) 場合、「全体を揃える」は成立しません。ヘッドホンの利用と「ピアだけ揃える」を推奨します。


12. 困ったとき — 診断とツール#

🏥 診断#

診断メニュー
診断メニュー

裏では 5 秒ごとに軽い自己診断が走っていて、警告やエラーがある間だけボタンの右上にバッジが点きます。

自己診断の結果
自己診断の結果

見つかった問題は 症状 → 内容 → 対処 の 3 行で名指しされ、続けて実行環境・バージョン・音声設定が並びます。要約をコピー / 詳細をコピー (Markdown) / 詳細をアップロード で報告に使えます。リセット は累積カウンタを今の値で基準にし直し、対処済みの古い警告を消します。

ツールメニュー#

ツールメニュー
ツールメニュー
項目内容
マイク遅延マイク遅延の値を確認・入力
入力計測マイク遅延の自動計測
ASIO通信間隔計測オーディオ I/F が正確な間隔で音を届けているかを調べる
キー操作一覧ショートカット一覧
定規画面のパーツの寸法を測る目盛り付きの窓
SyncMon同期の確認・基準の選択
自己診断上記と同じ

13. 設定画面リファレンス#

ログイン画面またはルーム画面の 設定 から開きます。左のナビゲーションで 7 ページを切り替えます。デバイスやチャンネル構成など再起動が必要な項目を変えたときだけ、下部に 適用 ボタンが出ます。

モニタリング音声(演奏用・低遅延)#

設定 モニタリング音声
設定 モニタリング音声

方式 (ASIO / VST / WASAPI) とデバイス、ASIO 設定パネル、チャンネルオフセット、マイク遅延の補正時間。右上に 稼働中 / 停止中 の状態バッジが出ます。起動に失敗しているときはここにエラーカードと再起動を試す ボタンが現れるので、「急に音が出なくなった」ときはまずこのページを確認してください。

配信・録音出力(OBS 等向け)#

設定 配信・録音出力
設定 配信・録音出力

配信・録音用の出力の有効化、方式、デバイス、WASAPI のバッファ設定。

通信バッファ・音質#

設定 通信バッファ・音質
設定 通信バッファ・音質

通常は ネット受信バッファ だけ触れば十分です。右上の プリセット からウィザードの「使用タイプ」と同じ A / B / C を一発で適用できます。

ネットワーク#

設定 ネットワーク
設定 ネットワーク

録音#

設定 録音
設定 録音

保存フォルダ、録音ソース、マルチトラック、ファイル名形式 (プレビュー付き)、ファイル形式とビットレート。

システム#

設定 システム
設定 システム

プロセス優先度、MCP サーバー (外部 AI 連携)、ウィンドウのまとめ表示、デバッグモード、設定ファイルの場所。

アカウント#

設定 アカウント
設定 アカウント

表示名、ユーザー ID、プラン、Google 連携、ログアウト、退会。


14. 退出する#

ヘッダーの ルーム退出 を押すと、確認なしでログイン画面へ戻ります。自分が作ったルームは一覧に [自分の部屋] 付きで表示され、そのまま戻れます。全員が抜けたルームはしばらくするとサーバー側で閉じられ、一覧から消えます。

アプリを閉じるときはウィンドウの × で終了します。設定は %LOCALAPPDATA%\SyncueSong\AppSetting.xml に保存され、次回起動時に自動で読み込まれます。


関連ドキュメント#