User Manual  ·  v0.2.764  ·  2026

SyncueSong
マニュアル

音楽とあなたを、シンクさせる。 Sync you, sync your song.

超低遅延音楽セッション Windows 10 / 11 #SyncueSong
SyncueSong

超低遅延音楽セッションアプリ。離れた場所同士でリアルタイムに合奏・歌唱・配信を行うための Windows デスクトップアプリです。

Core characters

四つの声、ひとつの歌

Four voices that share one quiet song.

Rhythm Rabbit
リズムラビット
Rhythm Rabbit
親しみ / スピード感
Humming Bird
ハミングバード
Humming Bird
歌 / つながり
Sound Drop
サウンドドロップ
Sound Drop
音 / やわらかさ
Tempo Deer
テンポディア
Tempo Deer
導き / リズム
01

はじめに#

必要なもの#

  • Windows 10/11
  • 音声の入出力方式 — 次の 3 つから選べます (設定・ウィザードの「モニタリング音声」)
  • ASIO 対応オーディオインターフェース (推奨) : 最小の遅延。合奏にはこれを推奨します
  • WASAPI デバイス : PC 内蔵マイクや USB マイクで手軽に始められます。遅延は ASIO より大きくなります (目安 +20ms〜)
  • VST / DAW Bridge (上級者向け) : DAW 上の SyncueSong VST から入出力します。DAW のエフェクトを掛けたまま参加できます
  • .NET 10 Desktop Runtime
  • 未インストールの場合、初回起動時に案内が表示され、ブラウザからダウンロードしてインストールできます
  • マイク (歌唱・演奏用)
  • ヘッドホン (スピーカー再生だとマイクがループバックして発振するため非推奨)
  • インターネット接続 (HTTPS / WebSocket と UDP が外向きに通る環境。ルーム管理はクラウド API・WSS、音声は UDP リフレクタ rh.syncuesong.com 経由)
  • アカウント : 初回起動時に匿名ゲストアカウントが自動作成されます。Google アカウントでログインすると正式アカウントに昇格できます

初回起動時 — 簡単設定 (ウィザード)#

アプリを初めて起動すると、自動的に 「簡単設定 (ウィザード)」 が開きます。画面の指示に沿って進めるだけで必要な設定が一通り完了します。ステップ 5 の「さっそく使い始める」を押せば途中で切り上げてルームに入れます。 後からでもログイン画面右上の「簡単設定」ボタンで再度開けます。

用語#

  • ルーム : セッション参加者が集まる仮想的な部屋
  • アカウント / プラン : ログインしている利用者。ゲスト / SNS 連携 (Google) の別と、Free / Plus / Pro のプランがあります。プランによって人数上限や作成できるルーム種別が変わります
  • 公開ルーム : ログイン画面の一覧に表示されるルーム。誰でも一覧から参加できます
  • 非公開ルーム : 一覧に表示されないルーム。ルーム名を知っている人が「検索」から完全一致で見つけて参加します (Google 連携済みのアカウントで作成できます)
  • パスワード付きルーム : 参加にパスワードが必要なルーム。一覧では 🔒 で示されます (Google 連携済みのアカウントで作成できます)
  • ソロルーム (一人ではじめる) : 一覧にも検索にも出ない自分専用のルーム。ゲストでも作れます。招待リンクを発行すると友達を呼べます
  • SYNC / クロックソース : 「誰の時計に合わせるか」を決めて、全員のタイミングを揃える機能。基準に選ばれた人がクロックソースです (SYNC (クロックソース) 参照)
  • バッファサイズ : ネットワーク揺らぎを吸収するための受信バッファ (SYNCROOM 等で同名の項目に相当)。LSSS の内部用語ではジッタバッファ
  • ASIO バッファサイズ : オーディオ I/F ドライバが用意するハードウェア境界のバッファ。上記バッファサイズとは別物
  • モニター / 配信録音 / 送信 : 音の行き先。「自分に聞こえる音」「OBS や録音に渡す音」「相手に届く音」の 3 系統で、それぞれ別の音量・エフェクトを持ちます
02

初回インストール#

SyncueSong はインストーラー形式ではなく、zip を展開して使う Windows アプリです。展開したフォルダ内の SyncueSong.exe を起動します。

事前準備#

  1. ASIO で使う場合は、オーディオインターフェースの ASIO ドライバ をメーカー公式サイトからインストールする
  2. オーディオインターフェースを PC に接続し、Windows から認識されていることを確認する
  3. ヘッドホンを接続する
  4. マイクを接続し、入力ゲインを大まかに調整する

アプリ本体の配置#

  1. 配布された SyncueSong_*.zip を任意の場所に保存する
  2. zip ファイルを右クリックして すべて展開 を選ぶ
  3. 展開先フォルダを開く
  4. フォルダ内の SyncueSong.exe をダブルクリックして起動する

zip の中から直接 SyncueSong.exe を起動しないでください。必ずフォルダへ展開してから起動します。展開後のフォルダ内には DLL や Resource フォルダなどの同梱ファイルがあります。SyncueSong.exe だけを別の場所へ移動すると起動できません。

.NET 10 のインストール#

初回起動時に .NET 10 Desktop Runtime のインストールを求められる場合があります。その場合は表示された案内に従ってブラウザを開き、Microsoft のダウンロードページから .NET 10 Desktop Runtime をインストールしてください。

.NET 10 のインストールが完了したら、もう一度 SyncueSong.exe を起動します。

Windows の警告が出る場合#

初回起動時に Windows SmartScreen やセキュリティ警告が表示されることがあります。入手元が公式配布であることを確認したうえで、SmartScreen の場合は 詳細情報実行 を選んで起動してください。

起動できない場合は、zip または展開後の SyncueSong.exe を右クリックして プロパティ を開き、許可する または ブロックの解除 が表示されていればチェックしてから再度起動してください。

初回起動後の設定#

初回起動すると 簡単設定 (ウィザード) が自動的に開きます。詳細は 初回起動ウィザード を参照してください。最低限、ステップ 3 で音声の方式とデバイスを選べば ルームへ入室できます。

設定は %LOCALAPPDATA%\SyncueSong\AppSetting.xml に保存され、次回起動時に自動で読み込まれます。

テスト入室#

ログイン画面の 一人ではじめる を押すと、自分専用のルームがすぐにできて演奏を試せます。他の人と合わせるときは、公開ルーム一覧から参加するか、ルームを作成 して招待リンクを共有します。

テスト用に作者へ呼びかける場合は、ルーム名 HOME でルームを作成 (または検索) してください。

アップデートする場合#

新しい zip を入手したら、既存フォルダへ上書きせず、新しいフォルダへ展開してから SyncueSong.exe を起動してください。設定ファイルは %LOCALAPPDATA%\SyncueSong\ に保存されているため、アプリ本体のフォルダを差し替えても通常は引き継がれます。

マニュアルの場所#

画面キャプチャで手順を追いたい場合は スタートガイド もあわせてどうぞ。

このマニュアル (MANUAL.md) は配布フォルダにも同梱されています。最新版は以下で確認できます。

https://syncuesong.com/manual/

アプリからは、ログイン画面とルーム画面の マニュアル ボタンで開けます。

03

初回起動時の設定 (簡単設定ウィザード)#

初めて起動すると、簡単設定 (ウィザード) が自動的に開きます。全 9 ステップですが、ステップ 5 の「さっそく使い始める」で切り上げてすぐ使い始められます (残りは後から設定画面で変更できます)。後からでも、ログイン画面右上の 簡単設定 ボタンで開き直せます。

  1. ようこそヘッドホンの使用をお願いする画面です。
  2. アカウントGoogle 連携かゲストかを選び、表示名を決めます。
  3. モニタリング音声演奏に使う音の入口と出口を決めます。ここがいちばん大事です。
  4. 音声テストマイクが拾えているか、音が聴こえるかを確かめます。
  5. ここまでの設定で使えます切り上げるか、設定を続けるかを選びます。
  6. 使用タイプ安定性と遅延のバランスを 3 段階から選びます。
  7. 配信・録音用音声OBS などへ渡す音の出口を決めます。
  8. 送信のステレオ設定相手へ送る音をモノラルにするかステレオにするか決めます。
  9. マイク遅延の自動計測スピーカー → マイクの物理的な遅れを測ります (任意)。

ステップ 1 — ようこそ#

ステップ 1 / 9 — ようこそ
ステップ 1 / 9 — ようこそ

あいさつと注意書きだけの画面です。ヘッドホン (またはイヤホン) を装着してから「次へ」を押してください。スピーカー再生はマイクにループバックして、ハウリングや音質劣化の原因になります。

ステップ 2 — アカウント#

ステップ 2 / 9 — はじめ方を選ぶ
ステップ 2 / 9 — はじめ方を選ぶ
ゲストを選び、名前を決めたところ
ゲストを選び、名前を決めたところ

はじめ方を選びます。

  • Google アカウントではじめる — 招待リンクを発行でき、名前もいつでも変更できます
  • ゲストとしてはじめる — 登録なしですぐ使えます。一人で試すぶんには十分です

ゲストを選ぶと「ゲストのままだとできないこと」が表示され、下に名前 (1〜20 文字) の入力欄が出ます。ここで決めた名前がセッション中に他のメンバーへ表示されます。既に Google 連携済みの状態で開き直した場合は、名前の変更だけを行います。

ゲストが名前を変えられるのは 1 回だけです。この画面で決めた名前が、その 1 回になります。

ステップ 3 — モニタリング音声#

ステップ 3 / 9 — 音声方式の選択 (既定は ASIO)
ステップ 3 / 9 — 音声方式の選択 (既定は ASIO)
インストール済みの ASIO ドライバ一覧
インストール済みの ASIO ドライバ一覧
ASIO ドライバを選んだ状態
ASIO ドライバを選んだ状態
オーディオインターフェースが無いとき (WASAPI)
オーディオインターフェースが無いとき (WASAPI)

演奏に使う音声の方式を選びます。既定で「ASIO デバイス(推奨)」が選ばれています。

方式向いている人
ASIO デバイス (推奨)オーディオインターフェースを持っている人。遅延が最小
VST / DAW BridgeDAW のエフェクトを掛けたまま参加したい人
WASAPI デバイス内蔵マイク・USB マイクで手軽に始めたい人 (遅延は目安 +20ms〜)

下の「ASIO デバイス」を開くと、PC にインストール済みの ASIO ドライバが並びます。自分のオーディオインターフェースのドライバを選んでください。選んだ瞬間にデバイスが開かれ、成功すると「次へ」が押せるようになります。

  • ASIO設定 — ドライバ側の設定画面 (バッファサイズなど) を開きます
  • ASIOチャンネルを設定する — 多入出力の機材で、使う入出力チャンネルをずらすときに使います

ASIO デバイスは 1 つのアプリしか同時に開けません。DAW など他のアプリが同じ機材をつかんでいると選択に失敗します。その場合は先に相手のアプリを終了してください。

オーディオインターフェースが無いときは「WASAPI デバイス」を選びます。マイク入力とモニター出力を Windows のデバイスから個別に選ぶ形になり、空欄のままにすると OS の既定デバイスが使われます。手軽ですが遅延は ASIO より大きくなります。

ステップ 4 — 音声テスト#

ステップ 4 / 9 — 音声テスト
ステップ 4 / 9 — 音声テスト

選んだデバイスがその場で動き始めます。マイク入力レベルのメーターが声で振れれば入力 OK、サンプルサウンド再生で音が聴こえれば出力 OK です。VST の場合は DAW 側の接続待ち表示になります。

ステップ 5 — ここまでの設定で使えます#

ステップ 5 / 9 — ここで切り上げられる
ステップ 5 / 9 — ここで切り上げられる

音の入口と出口が決まったので、この時点でルームに入って演奏できます。

  • さっそく使い始める — ログイン画面へ進みます
  • 設定を続ける — 残りの 4 ステップへ進みます (配信・録音をする予定があるならこちら)

ステップ 6 — 使用タイプ#

ステップ 6 / 9 — 使用タイプ (A / B / C)
ステップ 6 / 9 — 使用タイプ (A / B / C)

安定性と遅延のバランスを 3 段階から選びます。既定は B: 歌える低遅延(おすすめ) です。中身は設定画面のプリセット A / B / C と同じで、後から切り替えられます (プリセット 参照)。

ステップ 7 — 配信・録音用音声#

ステップ 7 / 9 — 配信・録音用音声
ステップ 7 / 9 — 配信・録音用音声
モニタリングで使用中のデバイスは選べない
モニタリングで使用中のデバイスは選べない
仮想オーディオデバイスを指定したところ
仮想オーディオデバイスを指定したところ

OBS で配信したり、録音したり、別のアプリへ音声を渡したりする場合は「使う」を選びます。方式と出力デバイスの欄が現れます。

自分が聴いているスピーカー/ヘッドホンは選ばないでください。二重再生・ハウリングの原因になります。VB-CABLE や VoiceMeeter などの仮想オーディオデバイスを選び、OBS 側で同じデバイスを入力に指定します。モニタリングで使用中のデバイスは一覧でグレーアウトして選べません。

モニタリングを ASIO にしていれば、配信側は WASAPI の仮想デバイスを選ぶのが定番です。

ステップ 8 — 送信のステレオ設定#

ステップ 8 / 9 — 送信のステレオ設定
ステップ 8 / 9 — 送信のステレオ設定

相手へ送る音をモノラルにするかステレオにするかを決めます。BGM も一緒に送るならステレオが向いています。

ステップ 9 — マイク遅延の自動計測#

ステップ 9 / 9 — マイク遅延の自動計測 (任意)
ステップ 9 / 9 — マイク遅延の自動計測 (任意)

ヘッドホンから音を出してマイクで拾い、その物理的な遅延を計測します。任意です — 「完了」でスキップできます (既定 0 ms、後から設定画面でも入力できます)。

「完了」を押すとログイン画面へ移ります。

04

起動と接続 (ログイン画面)#

ログイン画面は上から順に、新バージョンのお知らせ (該当時のみ)ユーザーカード (アカウント)ルームカード で構成されます。起動するとクラウドに自動でログインし、公開ルーム一覧が読み込まれます。

新バージョンのお知らせ#

起動時にバージョンを確認し、新しいバージョンが公開されている場合は画面上部にお知らせ (InfoBar) が表示されます。ダウンロードページを開く ボタンから最新版を入手できます。サポート対象外の古いバージョンの場合は、より強い警告表示になります (起動自体は妨げません)。

ユーザーカード (アカウント)#

ログイン画面 上部 — ユーザーカード
ログイン画面 上部 — ユーザーカード
  • ユーザー名 : アカウントの表示名。変更 ボタンで変更できます (ゲストのままでは 1 回のみ変更可能)
  • アカウント状態 : 「ゲスト / Free プラン」のように、認証種別 (ゲスト / SNS 連携) と現在のプラン (Free / Plus / Pro) を表示
  • Google アカウントと連携 : ゲストとして使っているときのボタン。ブラウザが開いて認証し、いまのアカウントのまま (表示名・所有ルームを保ったまま) SNS 連携へ昇格します。既に SNS 連携済みの場合はこのボタンは表示されません
  • まだログインできていない (ゲスト認証も通っていない) ときだけ 「Google でログイン」 の表示になり、その Google アカウントでログインします
  • 別の Google アカウントへ乗り換えたい場合は、連携時に「その Google アカウントは既に別のユーザーに連携済み」と表示され、確認のうえ切り替えられます

初回起動時は匿名ゲストとして自動ログインします。オフラインなどでログインできない場合はその旨が表示され、ルーム操作は無効になります。

ルームカード#

ログイン画面 下部 — ルームカード (スクロールで表示)
ログイン画面 下部 — ルームカード (スクロールで表示)
ルームを作成ダイアログ
ルームを作成ダイアログ

起動直後のウィンドウサイズだと、ルームカードは画面の下に隠れています。下へスクロールするか、ウィンドウを縦に広げてください。

まずは「一人ではじめる」#

迷ったら、これを押してください。 一番かんたんに始められる入口です。

ボタンひとつで自分専用のルームがすぐにでき、そのまま入室します。ルーム名の入力もダイアログもありません。一覧にも検索にも出ないので他の人は入ってこられず、ひとりで落ち着いて音を出して試せます。ゲストのままでも使えます。

  • まず自分の声がちゃんと相手に届く音になっているかを確かめる場所として最適です
  • 気に入ったら あとから招待リンクで友達を呼べます (発行には Google 連携が必要です)
  • 既に自分のソロルームがある場合は、そこへ戻ります

慣れてきたら、下の みんなのルーム から誰かの部屋に参加したり、ルームを作成 して自分の部屋を公開したりできます。

そのほかの入口#

  • 更新ボタン (🔄) : 公開ルーム一覧を取り直します
  • 公開ルーム一覧 (みんなのルーム) : 開いている公開ルームが「ルーム名 (人数/上限 人) 音質」の形式で並びます。行を選ぶと入室確認ダイアログが開き、入室 で参加します。非公開ルーム (検索結果) は赤文字、パスワード付きは 🔒 で示されます
  • ルームを検索(非公開ルームもここから) : ルーム名で検索します。公開ルームは部分一致、非公開ルームは完全一致でヒットします。招待リンクを貼り付けて参加することもできます
  • ルームを作成 : 新しいルームを作ります。ルーム名 (1〜30 文字)、パスワード (4〜64 文字・任意)、非公開チェックを指定。パスワード付き・非公開ルームは Google 連携 (SNS 認証) が必要で、ゲストのままでは無効化され理由が表示されます
  • 入室中の表示 : 入室ボタンを押した瞬間から画面全体に「ルーム入室中...」のオーバーレイが出ます。音声デバイスの起動やサーバーとの接続で数秒かかることがあるので、二重に押さずそのままお待ちください

入室・作成の前に音声環境がチェックされます。デバイス未選択・初期化失敗時は原因と対処を示すダイアログが出ます。VST / DAW Bridge を選んでいる場合は、DAW 上の SyncueSong VST が Bridge 接続済みである必要があります。

右上のボタン群#

  • 設定 (ギア): 設定ウィンドウを開く
  • 簡単設定 (杖): 初回起動ウィザードを再度開く
  • マニュアル (本): ブラウザでマニュアル (https://syncuesong.com/manual/) を開く

初回起動ウィザード (簡単設定)#

音声デバイスが未設定のまま起動した場合などに自動的に立ち上がります。後から「簡単設定」ボタンでも再実行できます。各ステップの画面と操作は 初回起動時の設定 (簡単設定ウィザード) を参照してください。

フッターのリンク#

  • ©2026 ドコカノうさぎ : 作者の X (旧 Twitter) アカウント @patsupyon
  • #SyncueSong : 関連投稿のハッシュタグ。感想・トラブル報告・要望は X でこのタグを付けて投稿してください
  • Version / Build (右下): 現在のバージョンとビルド日時の表示
  • クレジット (OSS ライセンス表記) : 利用 OSS の一覧と各ライセンス
05

ルーム画面#

ルーム画面の全体
ルーム画面の全体

ルーム画面はセッションのメイン画面です。上から順に ヘッダーマイク入力カード出力カード 4 枚メンバー一覧 (自分のカード + 各メンバー) が並びます。

音の 3 系統ルーム画面は「相手に届く音 (送信)」「自分に聞こえる音 (モニター)」「配信・録音へ渡す音」を分けて扱います。上段の マイク入力カード が送信の入り口、メンバー一覧の先頭にある 自分のカード が自分の聞こえ、出力カード 4 枚 がそれぞれの出口です。

ヘッダー#

ヘッダー
ヘッダー
  • ルーム名 : 右にコピーボタン (📋)。クリックでルーム名をクリップボードにコピー
  • ルーム情報 : ルーム名の下に「人数 (2/8) 残り時間:hh:mm:ss」を表示 (制限時間のないルームは「無制限」)
  • 🔒 アイコン : パスワード付き・プライベートルームの場合に表示
  • ルーム退出 / メンバーを招待 : ルーム情報の下に並びます。招待は招待リンクを発行してクリップボードへコピーします (ゲストのままの場合は先に Google 連携を求められ、連携できればそのまま発行に進みます)
  • マニュアル : ブラウザでマニュアルを開く
  • 🏥 診断 : 自己診断 / 動作状況を報告 (自己診断してレポートをアップロード)。裏で 5 秒ごとに自己診断が走っていて、警告やエラーがある間だけボタン右上にバッジが点きます
  • ツール : 計測・診断系の入口をまとめたメニュー — マイク遅延 / 入力計測 / ASIO通信間隔計測 / キー操作一覧 / 定規 / SyncMon / 自己診断
  • 設定 : 設定ウィンドウを開く
  • ウィンドウ幅が狭いと、右側 4 つのボタンはラベルが消えてアイコンだけになります

マイク入力カード (相手に届く音)#

マイク入力カード
マイク入力カード

「マイク入力 = 相手に届く音」の入力チャンネルです。ここでの操作は相手に届く音そのものを変えます (自分のモニターにも同じものが掛かるので、送っている音をそのまま確認できます)。

コントロール機能
マイクアイコン (トグル)マイクのミュート ON/OFF (元栓)。M キーでも切替。押し込まれた見た目のときがミュート中
マイク遅延 (🎤 +X ms)スピーカー → 空気 → マイクの物理遅延補正値。クリックで編集パネルが開きます (数値入力 + 「自動計測」+ 「閉じる」)
送信フェーダ + メーター相手に届く自分のマイク音量 (dB 表示・ピークホールド付き)
リバーブ バー送信に掛ける残響の量。ラベル「リバーブ」自体がトグルで、OFF にすると量を保持したまま無効化。バーのダブルクリックで 0、右の数値をダブルクリックすると値を直接入力できます (0〜100%)
パン バー送信の定位。ステレオ送信のときだけ相手にも届きます (モノラル送信時は自分のモニターのみ)。バーのダブルクリックで中央、数値のダブルクリックで直接入力 (-100 = 左 〜 100 = 右)。カードが狭いと自動的に隠れます (「エフェクト」からも設定できます)
エフェクト ボタン相手に届く音のエフェクト詳細設定を開く (エフェクト 参照)
⋯ メニューミュート / マイク遅延入力・計測

カードの右側には音を鳴らす道具が縦に並びます。

  • BGM : BGM プレイヤーを開く (B キー)。音声ファイルをこのボタンやルーム画面へドロップしても読み込めます。下に現在の曲名が出ます
  • メトロノーム : メトロノーム窓を開く
  • 効果音パッド : 効果音パッド窓を開く

効果音パッドとメトロノーム 参照

出力カード 4 枚#

出力カード 4 枚
出力カード 4 枚

モニター出力 / 配信出力 / 声を送る / 録音 の 4 枚が横に並びます。どのカードも「ラベル兼 ON/OFF ボタン → 補足情報 → …」の並びで、ラベルのボタンを押すとそのカードごと ON/OFF できます。

カード内容
🎧 モニター出力自分が聴く音。ON で聞こえます。下にモニターの出力先デバイス名、ミュートボタン + 音量スライダー (ダブルクリックで 0 dB) + dB 表示
配信出力OBS などへ渡す音 (O キー)。デバイス名は未選択のとき赤字。ミュートボタン + 音量スライダー + dB 表示。カードを OFF にするとミュートアイコンも連動します
声を送る他のメンバーへ届ける音 (V キー)。ステレオ / モノラル をラジオボタンで直接選べます
録音録音開始/停止 (R キー)。録音中は赤くなります。下に実効録音元・マルチトラック表示・変換の進行状況。右の ⋯ に録音まわりのメニュー

モニター出力・配信出力・声を送るの 3 枚には エフェクト ボタンがあり、その出口の最終段 (マスターストリップ・リミッター) を開けます。モニターの設定に追従している出口はボタンが 「エフェクト (追従)」 になります。

音量は「モニター出力」「配信出力」がそれぞれの最終段です (配信側の音量は自分の聞こえには影響しません)。

録音カードの ⋯ メニュー:

  • 録音したファイルを BGM プレイヤーで再生 — 直近の録音をその場で聴き返します (録音が 1 件も無いときは無効)
  • 録音したファイル名を変更... — 直近の録音にあとから名前を付けます
  • 録音フォルダを開く — 設定済みの保存フォルダ (未設定なら マイミュージック\SYNCUESONG_REC) を Explorer で開きます。直近の録音があればそのファイルを選択した状態で開きます
  • マルチトラック — ON/OFF トグル
  • 録音元 ▶自動 / モニター側 / 配信側 を選択 (ラジオ動作)

メンバー一覧の見出し行#

  • パン配置 : メンバーの定位をまとめて配置します (自分のモニターのみ)。「左右に広げる」「全員を中央に戻す」
  • 部屋の響き : 受信したメンバーの声にまとめて掛ける残響の設定 (部屋の響き 参照)
  • 先読み量 : SYNC で全体を揃えているときだけ出る表示 (SYNC (クロックソース) 参照)
  • SyncMon : 同期のズレを見る・基準 (クロック) を選ぶ・タイミングを微調整する画面を開きます。ボタン上に現在の基準の要約が出ます

メンバーカード (自分も同じ一覧に並びます)#

メンバー一覧
メンバー一覧
メンバーカードの ⋯ メニュー
メンバーカードの ⋯ メニュー

自分も含めて全員が同じ形のカードで一覧に並び、幅が広いときは 2 列に折り返します。カードの左列は上から 名前 / アイコン / バッジ の 3 段です。

  • バッジ : ルームを作った人には オーナー、IPv6 経路で通信できているときは IPv6 が付きます
  • ⚠ 接続不可 (IPv4/IPv6 不一致) : 自分と相手で使えるプロトコルが一致しない場合に赤字で表示。この組み合わせでは音声を直接届けられません
  • ⚠ LPC バイパス : 相手の ASIO バッファが大きすぎてアンダーラン修復が内部的にバイパスされている場合に表示
  • マイク遅延 (🎤 +X ms) : アイコンの下。自分のカードは編集でき、メンバーのカードはその人の値の表示です

自分のカード (一覧の先頭)

自分は「自分に聞こえるミックスの 1 チャンネル」として並びます。ここでの操作は自分の聞こえと配信・録音にだけ効き、相手には影響しません。マイク入力カードの設定はここにも掛かっているので、このカードは「そこへ追加で掛ける分」 です (既定は素通し)。

コントロール機能
ヘッドホンアイコン「自分の音を聴く / 聴かない」。相手に届く音は変わりません (音量は保持)
音量フェーダ + メーター自分に聞こえる自分の音量。0 で自分の音が返らなくなります。ダブルクリックで 0 dB
リバーブ / パン / エフェクトモニター・配信録音にだけ追加で掛かるエフェクト

他のメンバーのカード

  • スピーカーアイコン (ミュート) : そのメンバーの音声を自分側でミュート
  • 音量フェーダ + メーター : 自分側で聞こえる音量 (相手には影響しません)
  • リバーブ / パン / エフェクト : この人だけに掛ける残響量・定位・エフェクト詳細設定
  • 通信表示 : ↑送信 / ↓受信 の音切れ率グラフとバッファ ms、全体 RTT。クリックするとこの相手の「音声調整」が開きます
  • ⋯ (メニュー) : 通信状態アナライザー / 通信状態を診断 / 音声調整... / EQ・パン... / ミュート / メンバー管理 (ルームのホストのときだけ表示)

音声調整... では、そのメンバーだけの受信バッファ (ASIO 個別バッファ、0〜2048 samples) と SYNC 補正 (-1000〜+1000 ms) を調整できます。個別バッファは ASIO 再生にのみ適用され、WASAPI 側は WASAPI 送出プリバッファを使います。

メンバー管理 (ホスト専用)#

自分が作ったルームでは、⋯ メニューの メンバー管理 から相手をルームから外せます。

操作内容
切断のみいまのセッションから外します。相手は再度入室できます
5分 ban / 1時間 banその時間だけ再入室を禁止します
恒久 ban以後このルームへ入れなくします

外された相手のアプリはその場でルームを離れてログイン画面へ戻り、「強制退室」または「入室禁止」の案内が表示されます。

メンバーがいないとき#

自分ひとりのときは「まだ自分ひとりです」と メンバーを招待する ボタンが表示されます。押すと招待リンクがクリップボードにコピーされます (ゲストの場合は Google 連携を求められます)。誰かが入ってきたらこの案内は消え、以降はヘッダーの「メンバーを招待」から再発行できます。

キーボードショートカット#

ルーム画面では以下のキー操作が使えます (修飾キー不要)。ヘッダーの ツール → キー操作一覧 でも確認できます。

キー操作
M自分のマイクをミュート / 解除
V声を送る (相手への送信) の ON / OFF
BBGM プレイヤーを開く
O配信出力の ON / OFF
R録音の開始 / 停止
19 (テンキーも可)効果音パッドの発音
0 / . (テンキー)押している間だけ鳴らす + その間マイクを止める

文字入力中とダイアログ表示中は、これらのキーは通常の入力として扱われます。効果音パッドのキーは SyncueSong のどれかの窓がアクティブなときだけ反応します。

06

エフェクト (チャンネルストリップ)#

自分のマイク・各メンバーの声・出力の最終段に、追加遅延ゼロでエフェクトを掛けられます (IIR フィルタとアルゴリズミックリバーブのみを使い、先読みバッファを一切持たないため)。各ウィンドウのフッターに現在の追加遅延が表示されるので、そこで実際の値を確認できます (ボイスチェンジャーを使っている場合は、そのぶんが加算されて表示されます)。

どこから開くか#

入口対象
マイク入力カードの エフェクト相手に届く音 (送信)。自分のモニターにも同じものが掛かります
メンバー一覧の自分のカードの エフェクト自分に聞こえる音・配信録音に追加で掛かる分
メンバーカードの エフェクト (または ⋯ → EQ・パン...)そのメンバーの声 (自分側でだけ有効)
出力カードの エフェクトモニター出力 / 配信出力 / 声を送る それぞれの最終段 (マスター)

ウィンドウは非モーダルなので、歌いながら A/B を比べられます。左ペインでセクションを切り替え、効いているセクションにはオレンジの印が付きます。

セクション#

エフェクト — EQ (プリセット「ボーカル」)
エフェクト — EQ (プリセット「ボーカル」)
エフェクト — コンプレッサー
エフェクト — コンプレッサー

処理される順番は EQ → ノイズゲート → ディエッサー → コンプレッサー → パン → リミッター、リバーブは別系統で加算されます。

セクション内容
EQローカット + 低域シェルフ + 中域 2 バンド + 高域シェルフ の 5 バンド。カーブ上のハンドルをドラッグ、中域はホイールで Q。プリセット (そのまま / ボーカル / こもり取り / アコギ / ローカット強め)
ノイズゲート小さい音を絞る。しきい値・減衰量・アタック・ホールド・リリース・ヒステリシス
ディエッサーサ行の耳ざわりを抑える。帯域・しきい値・レシオ・抑制上限。「検出音を聴く」 で抑制対象の帯域だけを試聴してしきい値を決められます
コンプレッサー音量差をならす。静特性グラフ付き。プリセット (軽め / 標準 / 強め / 放送風)
リミッター天井を超えさせない。静特性グラフに天井の破線が出ます
リバーブ響きの量 (センド) と ON/OFF、プリセット (部屋 / プレート / ホール / 教会)、残響時間・プリディレイ・ダンピング・明るさ。マスターには表示されません
パン (マスターでは「バランス」)左右の定位。センターで -3dB の定パワー則

上部の プリセットリセット は全セクション共通の操作です。EQ のバイパストグルは EQ だけに効き、パンとリバーブは掛かったままになります。

覚えておくこと#

  • マイク入力カードのエフェクトは相手にも届きます。 相手側で外すことはできません
  • パンは、ステレオ送信のときだけ相手にも届きます。 モノラル送信では自分のモニターのみ
  • パンを振るとメーターの表示が上がります。 定パワー則でハードに振ると片チャンネルが +3dB になるためで、故障ではありません
  • メンバーへのエフェクトは自分の PC 内だけで有効です。 相手の設定や、他の人の聞こえには影響しません

部屋の響き (受信メンバー全員)#

部屋の響き
部屋の響き

メンバー見出しの 部屋の響き ボタンから開きます。受信したメンバーの声にまとめて残響を掛ける画面です。

  • プリセット : 部屋 / プレート / ホール / 教会
  • 全員の響きの量 : 全メンバーのセンドをまとめて上げ下げ。0 にするとリバーブは動作ごと止まります (CPU も使いません)
  • 響き : 残響時間 / プリディレイ / ダンピング / 明るさ / リターン量
  • メンバー個別のウィンドウで 「部屋の設定に追従する」 を外すと、その人だけ別の響きにできます。外したメンバーはこの画面の操作 (量・響きとも) の対象外になり、その旨の注意書きが出ます
  • 自分の声の響きは部屋の響きとは別です (マイク入力カード / メンバー一覧の自分のカードのエフェクトで設定します)
  • この設定はあなたの PC 内だけで有効です。相手が自分の声にリバーブを掛けて送っている場合は二重になります
07

効果音パッドとメトロノーム#

BGM とは別のトラックで、効果音とメトロノームを鳴らせます。どちらも BGM の再生状態とは無関係に鳴り、自分の耳・配信・録音・他のメンバー のすべてに届きます。マイク入力カードの 効果音パッド / メトロノーム ボタンから開きます。

効果音パッド#

効果音パッド
効果音パッド

テンキーと同じ並びの 3×3 のパッドに音源を割り当てて鳴らします。

  • 音源の割り当て : パッドに音声ファイル (WAV / MP3 / FLAC) をドロップするか、パッドをクリックしてファイルを選びます。割り当て時にメモリへ読み込むので発音は即時です (1 つあたり最大 30 秒。超える分は切り詰められます)
  • 鳴らす : パッドのクリック、または テンキー 19 (最上段の数字キーでも可)。同じパッドを連打すると重なって鳴ります
  • パッドごとの音量 : パッドを右クリックするとスライダーが出ます。数値をダブルクリックすると直接入力できます
  • 効果音の音量 (全体) : 窓の下のスライダー。パッド個別の音量に掛かります

押している間だけ鳴らすパッド (下段の 0.)

  • 押している間だけ鳴り、離すと止まります (音源はループするので短い音でも途切れません)
  • 鳴っている間は自分のマイクが止まります。 発言を消す「ピー」音の用途です
  • キーを押したまま別のアプリへ切り替えた場合も、必ず解除されます

パッドのセットを保存・読み込み (窓の右上 ⋯ → 開く / 保存)

  • 用途ごとの組み合わせを .sepad ファイル (JSON) として保存できます
  • 音源のパスは .sepad からの相対パスで保存されるため、音源と一緒にフォルダごと移動しても、別の PC へ渡してもそのまま読めます
  • .sepad はパッド窓やルーム画面へドロップしても読み込めます
  • 読み込むと、そのセットに載っていないパッドは空に戻ります

メトロノーム#

メトロノーム
メトロノーム
  • 開始 / 停止 : BGM の再生とは連動しない独立した時計です
  • テンポ : 30〜300 BPM (スライダーと数値入力)
  • 拍子 : 1〜8 拍子。1 拍目だけ高い音が鳴ります (1 拍子はアクセントなし)
  • 音量
  • テンポや拍子を変えると、その場で 1 拍目から数え直します

クリック音は他のメンバーにも送られます。ネットワークの遅れぶん相手には遅れて届くので、相手も自分のメトロノームを鳴らしていると 2 つがずれて聞こえます。鳴らすのは 1 人だけにしてください。

08

SYNC (クロックソース)#

離れた場所同士では、それぞれの声が届くまでの時間が違います。SYNC は 「誰の時計に合わせるか」(基準 = クロックソース) を決めて、その人のタイミングに全員を揃える機能です。配信・録音でバラバラに聞こえるのを防ぐほか、モニター (自分の聞こえ) も揃えられます。

操作はすべて SyncMon (メンバー見出しの SyncMon ボタン、またはヘッダーの ツール → SyncMon) にまとまっています。

基準 (クロック) を選ぶ#

SyncMon — 波形タイムライン
SyncMon — 波形タイムライン
SyncMon — ネットワークビュー
SyncMon — ネットワークビュー
  • ネットワークビューでメンバーの丸をクリックすると、その人が基準になります (基準は金色で表示)。自分の丸を選ぶと自分が基準です
  • 波形タイムラインの各レーンにある SYNC基準にする ボタンからも選べます。実効の基準には 👑 が付きます
  • 基準をやめたい出力は、その行の SYNCしない ボタンを押します (モニター出力 / 配信録音出力で別々に切れます)
  • 現在の基準はルーム画面の SyncMon ボタンの横にも要約が出ます

モニターの揃え方#

モニター出力の行のドロップダウンで選びます。

モード内容
ピアだけ揃える他のメンバーの声どうしを揃えます。自分の声と BGM は遅らせません (定刻で聞こえる)
全体を揃える (先読みして歌う)自分の声も含めて全員を揃えます。そのぶん自分の声は遅れて聞こえます

「全体を揃える」を選ぶと、メンバー見出しの右に「先読み ○○ ms」 (自分が基準のとき) または 「モニター整列 ○○ ms」 (フォロワーのとき) が出ます。

  • 自分が基準のとき : 自分の声は表示された時間だけ遅れて聞こえます。ピアノの打鍵と同じで、BGM より少し早めに歌い出すと全員とそろいます
  • フォロワーのとき : 基準の人の音も同じだけ遅らせてあるので、聴こえたとおりに素直に歌えばそろいます
  • 値は曲中に動かないよう固定されます。実測とずれている場合は「(実測 ○○)」が併記され、更新 ボタンで取り直せます (押すと歌うタイミングが変わります)
  • 遅れて聞こえるのが気になるときは「ピアだけ揃える」に戻してください

微調整と確認#

  • メンバー別補正 : メンバーごとの経路の内訳 (基準→その人→自分) と、自動・手動の補正量を確認できます。手動補正は各メンバーの ⋯ → 音声調整... からも設定できます (-1000〜+1000 ms)
  • ネットワークビュー : 丸の中の数字は「その人の声が自分に聴こえるまでの時間」。辺のラベルを足すと丸の数字になります。🎤 はマイク遅延ぶんです
  • エコー返し (検証用) : 聴こえた音を片チャンネルだけに乗せて送り返します。基準側で「送った音」と「返ってきた音」を波形で見比べて往復のタイミングを確かめられます。片側だけで ON にしてください (ON の間は自分のマイクが自動でミュートされます)

スピーカーで音を出している (マイク遅延の補正値が大きい) 場合、「全体を揃える」は成立しません。ヘッドホンの利用と「ピアだけ揃える」を推奨します。

09

BGM プレイヤー#

BGM プレイヤー (出力タブ)
BGM プレイヤー (出力タブ)

ルーム画面の BGM ボタン (または B キー) から開きます。WAV/MP3/FLAC ファイルを再生して全員に同期配信できます。

ファイル操作#

  • 曲ファイルを開く : ローカルファイルを読み込み
  • ドラッグ&ドロップ : プレイヤー本体、またはルーム画面へ音声ファイルをドロップして読み込み
  • 歌詞ウィンドウ : 連動した歌詞ウィンドウを開く

再生コントロール#

  • 時間 / シークスライダー : 現在位置と全体長、ドラッグでシーク
  • 再生 / 一時停止 / 停止 / 5秒フェードアウト / リピート
  • 音量スライダー / VU メーター
  • 曲ごとに再生設定を覚える : 音量などの再生設定を曲ごとに記録します
  • 自動録音 : 再生開始に合わせて録音を開始します。右のメニューから録音フォルダを開く / 録音した音源を聞くこともできます

タブ#

カラオケタブ
カラオケタブ
速度・キータブ
速度・キータブ

再生コントロールの下は 出力 / カラオケ / 速度・キー の 3 タブに分かれています。

出力

  • ローカル再生 : 自分にも音を出す (チェックを外せばサイレント送信)
  • 他メンバーに送信 : ルームの全員に BGM を流す

カラオケ

  • 簡易ボーカルキャンセル(カラオケ化) : ステレオ音源の中央成分を弱める簡易カラオケ機能。低減量、処理モード (自然 / 標準 / 強め)、残響を弱めるオプション
  • ガイドメロディ (自分の耳だけ) : 別の音源ファイルをガイドとして選び、自分のモニターにだけ重ねて鳴らします。配信・録音には本来の音源だけが流れます。本来の音源とガイドのモニター音量を個別に調整できます
  • ガイドなしで録音するには録音元を 配信側 (WASAPI) にしてください (モニター側の録音にはガイドが含まれます)

速度・キー

  • 再生速度 : 遅くして練習できます (リセットボタンあり)
  • キー : ♭ / ♯ で半音単位の移調 (リセットボタンあり)
  • 速度・キーを大きく変えるほど音質は劣化します
  • 元の原曲の速度で録音する : スロー再生で歌っても、保存データは原曲のテンポに戻します (音程はそのまま)

プレイリスト#

プレイリストパネル
プレイリストパネル

右端の プレイリスト タブを押すとサイドにプレイリストパネルが開きます。プレイリストは複数持てます。

  • 上部のドロップダウンでプレイリストを切り替え、右の ⋯ から プレイリストを追加 / 名前を変更 / プレイリストを複製 / 複数選択 / 現在のプレイリストを削除
  • ドラッグで並び替え
  • プレイリストに追加 : ファイルを選んで追加 / 現在の曲をプレイリストに追加
  • ダミー曲を追加 : 音声ファイルのない演劇台本などを「曲」として登録 (歌詞のみ共有用)
  • 削除 : 選択行を削除
  • 複数選択 モードでは、全選択・他のプレイリストへのコピー・まとめて削除ができます
  • 各行の ▶ で個別再生。行のテキストをタップするとその曲を開く (ダミー曲は歌詞用の曲名だけを切り替え)

プレイリストと歌詞の連動#

歌詞ウィンドウを開いた状態でプレイリストから曲を選ぶと、自動で歌詞が読み込まれて他メンバーにも同期送信されます。

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歌詞ウィンドウ#

歌詞ウィンドウ (表示モード)
歌詞ウィンドウ (表示モード)

BGM プレイヤーの 歌詞ウィンドウ ボタン、もしくはプレイリストから曲を選択すると開きます。

表示モード#

  • 曲名表示 (中央)
  • 歌詞ビュー : 各行表示。再生位置に対応する行が橙色でハイライト。タイミングタグのある行には、次の行が来るまでのカウントダウンが出ます
  • 行クリック : 選択行を他メンバーの歌詞ウィンドウにも同期
  • 同期・送信ボタン : 現在の歌詞・位置を全メンバーへ強制再送信

他メンバーから歌詞を受信した場合は、歌詞ウィンドウが自動で開きます。受信側ではローカル編集・送信ボタンが隠れ、受け取った歌詞と時刻に追従します。

編集モード#

歌詞ウィンドウ (編集モード + タイミング挿入リボン)
歌詞ウィンドウ (編集モード + タイミング挿入リボン)

編集 ボタンで切替。

  • 多行テキストエディタ で歌詞を自由に編集
  • 保存 で確定 / 編集取り消し で破棄

歌詞タイミング挿入リボン#

歌詞タイミング挿入▼ ボタンで、タイミングタグを付ける作業用のリボンを開けます。

ボタンショートカット機能
+歌詞タイミング挿入Ctrl+Enterカーソル行の先頭に現在の再生時刻を {hh:mm:ss.fff} 形式で挿入 (既存タグは置換)
↑前の行 / ↓次の行Ctrl+↑ / Ctrl+↓編集カーソルを前後の行へ移動
←再生戻し / →再生進めCtrl+← / Ctrl+→BGM を 5 秒戻す / 進める
●再生位置をカーソル位置にCtrl+Gカーソル行のタグ時刻の 2 秒手前へ移動

歌詞ファイルは %LOCALAPPDATA%\SyncueSong\Lyrics\ に、曲名 (拡張子なし) に対応する .txt としてローカル保存されます。受信した歌詞は自動ではローカルファイルへ書き込みません。保存されるのは自分で編集して保存した内容のみです。

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設定#

ログイン画面またはルーム画面の設定ボタンから開きます。設定は %LOCALAPPDATA%\SyncueSong\AppSetting.xml に保存されます (旧 %LOCALAPPDATA%\DuettoRoom\ から初回起動時に自動移行)。

設定ウィンドウは左側のナビゲーションで モニタリング音声 / 配信・録音出力 / 通信バッファ・音質 / ネットワーク / 録音 / システム / アカウント を切り替えます。デバイス・サンプルレート・チャンネル構成など再起動が必要な項目を変更した場合だけ、下部に 適用 ボタンが表示され、押すと必要な出力を再始動します。バッファ、録音、MCP、デバッグなど多くの項目は変更時に即時反映されます。

モニタリング / 配信・録音の各カードには現在の状態バッジ (稼働中・停止中など) が表示され、起動に失敗しているときはエラーカードと 再起動を試す ボタンが出ます。動いているつもりで音が流れなくなった場合も自動で検出され (3 秒間まったく読まれなければ異常と判断)、同じエラーカードが出ます。「急に音が出なくなった」ときは設定を開いてこのカードを確認してください。

モニタリング音声 (演奏用・低遅延)#

設定 — モニタリング音声
設定 — モニタリング音声
項目説明
方式ASIO デバイス (推奨) / VST / DAW Bridge / WASAPI デバイス
(ASIO) デバイス / ASIO設定パネル使用する ASIO IF と、ドライバ側の設定画面
(ASIO) 詳細 — 入力Ch / 出力Ch オフセット多入出力 IF で使用するチャンネルをずらす
(VST) VSTバッファアプリから VST 経由で DAW へ音声を戻す際のバッファ。自分のマイクモニターのプチノイズが気になる場合に増やす
(WASAPI) マイク入力デバイス / モニター出力デバイス使用するデバイス (空 = OS 既定)
(WASAPI) モニター出力バッファ推奨 20ms
(WASAPI) 排他モードデバイスを占有して低遅延化。他アプリの音はこのデバイスから出なくなります。非対応時は自動的に共有モード
マイク遅延の補正時間 (ms)スピーカー → 空気 → マイクの物理遅延補正。手動入力 or 「自動計測」ボタン

共通オーディオ設定 (Expander、モニタリング・配信の両方に適用): サンプルレート (既定 48000 Hz)、再生チャンネル / マイクチャンネル / 送信チャンネル、ASIO を使用する (デバッグ用)。変更を適用すると両方を再始動します。

配信・録音出力 (OBS 等向け)#

設定 — 配信・録音出力
設定 — 配信・録音出力
  • 配信・録音用出力を有効にする : ルーム画面の「配信出力」ボタンと連動します
  • 方式 : WASAPI デバイス (推奨) / ASIO デバイス
  • (WASAPI) 出力デバイス — 自分が聴いているスピーカー/ヘッドホンは選ばないでください。仮想オーディオデバイス (VB-CABLE、VoiceMeeter、SYNCROOM 仮想ドライバ等) を選び、OBS 側で同じデバイスを入力に指定します
  • (WASAPI) WASAPIバッファを自動設定 : ON (既定) のときはドライババッファ 50ms / 送出プリバッファ 100ms に固定。通常はこのままで問題ありません
  • (WASAPI) WASAPI ドライババッファ (ms) : OS に確保させる出口側バッファ。大きいほど遅延↑ + 1 回あたりの Read 要求量↑。推奨 50ms
  • (WASAPI) WASAPI 送出プリバッファ (ms) : ミキサーがドライバへ送り出す前に保持する最低バッファ。到着ジッタや Read バーストによる在庫切れを防ぎます。推奨 80〜200ms。ドライババッファより小さくても問題ありません
  • (ASIO) 配信用 ASIO デバイス : モニタリングと同一のデバイスは使えません

通信バッファ・音質#

設定 — 通信バッファ・音質
設定 — 通信バッファ・音質

通常は 「ネット受信バッファ」 と、必要なら 「自動調整」+「目標音質」 だけ触れば良い。細かいパラメータは「詳細設定 (上級者向け)」に折り畳まれている。

セクション見出しの右に 「プリセット」ボタン があり、ウィザード「使用タイプ」と同じ 3 モードを一発適用できる:

プリセット内容
A: 安定して合わせるjitterBuffer = 2048 samples (≒42.7ms) / 相手 ASIO 加算 ON / 遅延パケット破棄 = スムース / オーバーラン修復 ON / アンダーラン修復 ON / 自動調整 OFF。初回レッスンや不安定回線向け
B: 歌える低遅延(おすすめ)jitterBuffer = 1024 samples (≒21.3ms) / 相手 ASIO 加算 ON / 遅延パケット破棄 = 高速 / オーバーラン修復 ON / アンダーラン修復 OFF / 自動調整 OFF。通常の歌・コラボ向け
C: 極限低遅延jitterBuffer = 256 samples (≒5.3ms) / 相手 ASIO 加算 OFF / 遅延パケット破棄 = 高速 / オーバーラン修復 ON / アンダーラン修復 OFF / 自動調整 OFF。上級者・検証向け

セクション最上部に 「バッファサイズ: X ms」 が大きく表示されます (= 設定している目標値、ms 単位)。メンバー別の個別バッファが有効な場合は、その個別値も併記されます。

項目既定説明
ネット受信バッファ1024 samples (≈ 21.3ms)受信バッファの設定値。数値ボックスがサンプル数の正本で、下のスライダーは同じ値を対数目盛りでざっくり動かす窓口です (中央がおよそ 128 サンプル。小さい値ほど細かく刻めます)。SYNCROOM の「バッファサイズ」相当。0 にすると「余計に溜めない」 という意味で、溜まりすぎたぶんの整理やクロックずれの補正は 0 でも働きます (0 = 野放し ではありません)
遅延パケット破棄方法スムース溜まりすぎたときの捨て方。スムース(テンポ遅れあり) = 少しずつ間引く (音切れに強い) / 高速(音声途切れあり) = まとめて捨てる (低遅延寄り) / 破壊的(多すぎる分を即座に捨てる) = 保つ量を超えた瞬間に捨てる (極限低遅延向け。音切れは増えます)
バッファサイズに相手のASIOバッファサイズを加算ON相手が一度に送ってくる量を目標に足します。OFF のまま相手のパケットが自分の設定値より大きいと、届いた音を捨てることになるので赤字の警告が出ます
自動調整OFFON にすると、設定したバッファサイズを上限として、余裕があるぶんだけ自動で削ります。音切れが増えたら上限へ向けて戻します (詳しくは下記)
目標音質 (スライダ 0–10)0.1自動調整 ON 時のみ表示。スライダ値 = 許容する音切れの回数 (events/sec)。0 ≈ 音切れゼロ狙い (高音質・高遅延)、10 ≈ 音切れを許して詰める (低音質・低遅延)
余白を考慮するON削ったあとに残す余裕を取るかどうか。OFF にすると目標音質だけを基準に、余りが無くても下げ続けます (詳しくは下記)

詳細設定 (Expander、デフォルト畳む):

項目既定説明
最大バッファサイズ (ms)0受信バッファ上限。0の場合は未使用 (= 上限なし)

「実効 X ms」表示#

「自動調整」チェックの右に、いま実際に保っている量が 「実効 12.3ms」 のように表示されます (相手がいるときだけ)。相手が複数いるときは一番大きい人の値 (= 全体の律速) を出します。

設定値だけでは実際の保持量は分からないため、この表示が正本です。内訳は

実効 = max(設定値, 1 回に届く量) + 1 ブロック + SYNC の整列遅延

で、マウスを乗せると相手ごとの内訳がツールチップに出ます。

自動調整の動き#

3 秒ごとに、次のどちらか一方だけを行います。

  • 直近 3 秒の音切れが「目標音質」で決めた許容値を超えている → 上限 (設定値) に向けて 10% ずつ戻す
  • 超えていない → その 3 秒で一度も使わずに済んだ量を測り、そのぶんを削る (無音のときは測ったぶん一気に、発話中は 1 ブロックまで)

音切れが多いときはすぐ戻し、静かな場面が来ると一気に詰まります。判断が 3 秒ごとなので、「目標音質」を 0.3 より細かくしても違いは出ません (3 秒に 1 回の音切れが 0.33 events/sec)。

スライダー下のラベルに、許容値・実測値・「削れる余り / 残す余白」が出ます。実測が許容値を超えている間 (「超過中」表示) や、余りが余白に届かないとき (「余白に届かないので削りません」表示) は削られません。 下がらない理由はここで読めます。

「余白」とは#

削る量は「その 3 秒で一度も使わずに済んだ量」から決めますが、その全部は削りません。最小値は直近 3 秒でいちばん深かった谷であって、次の谷がそれより浅い保証はないからです。残す分が「余白」で、目標音質から決まります (0 で 10ms、10 で 1 ブロック)。

余白は自動調整全体の下限として効きます。収束先はおおよそ「観測した最深の谷 + 余白」です。

「余白を考慮する」を OFF にすると、余りが無くても 3 秒ごとに少しずつ下げ続けます。止まるのは音切れが許容値に届いたときだけなので、目標音質がそのまま落としどころになります。限界まで詰めたいときに使ってください。

自動調整は「余裕があれば削る」方向にだけ働きます。設定値を超えて増えることはないので、そもそも足りていないときは設定値 (上限) 自体を上げてください。

調整は相手ごとに独立しています。回線の良い相手だけ削れ、悪い相手は上限のままになります (片方が途切れても、もう片方が巻き添えで戻ることはありません)。

SYNC を相手基準で使っているときの注意 SYNC は一番遅い相手に全員を揃えるので、それ以外の相手のバッファを削っても、減ったぶんは整列の待ち時間へ移るだけで耳に届く時刻は変わりません。全体を短くしたいときは、基準にしている相手 (一番遅い相手) の状態を改善してください。

音声バッファ修復

  • アンダーラン修復 : パケット欠落区間を LPC + ピッチ予測で補完。ON 推奨 (OFF だと underrun が無音瞬断としてそのまま出力される)
  • オーバーラン修復 (PLC) : ドロップ後の段差をブレンドで滑らかに

ネットワーク#

設定 — ネットワーク
設定 — ネットワーク
  • IPv4 専用にする : 通常は OFF (自動。IPv6 が使える環境では IPv6 優先)。接続トラブル時のみ ON。変更は次回のルーム入室から反映されます
  • パケットロス補償 (FEC) : ON にすると前のパケットを同梱して単発のパケットロスを復元します。送信帯域は約 2 倍になりますが、相手も対応バージョンの場合のみ効果があります
  • ループバック要求 : サーバから自分の音を返してもらう (エコー確認用)

録音#

  • 保存フォルダ (空なら マイミュージック/SYNCUESONG_REC)
  • 「参照...」でフォルダ選択、「開く」で現在の保存フォルダを Explorer で開く
  • 録音ソース : 自動 (配信出力が有効なら配信側) / モニター側 / 配信側
  • マルチトラック録音 : 自分・各メンバー・BGM を別 WAV で書き出し
  • ファイル名形式 : プレフィックス、日付形式、録音元 (Monitor/Broadcast)・ルーム名・曲名を含めるかのチェック。下にファイル名のプレビューが出ます
  • ファイル形式 : WAV (無圧縮) / MP3 / AAC (.m4a) / WMA とビットレート。WAV 以外を選ぶと録音停止後にバックグラウンドで変換されます (失敗した場合は WAV のまま残ります)。マルチトラックの track_*.wav は常に WAV です
  • 録音診断サイドカー (_diag.csv) : 音のズレ・ノイズを調査するときの 1Hz ログ。通常は不要なので既定でオフ

システム#

設定 — システム
設定 — システム
  • プロセス優先度 : Idle / BelowNormal / Normal / AboveNormal / High / RealTime

MCP サーバー (外部 AI 連携)

  • 有効化すると 127.0.0.1:<port> で JSON-RPC を待受。Claude 等から内部状態を観測可能
  • 書き込み系ツールを許可 をチェックすると join/leave/close_app なども AI から実行可能
  • リモート診断を許可 をチェックすると、同じルームの相手からの診断スナップショット要求に応答します。OFF の状態で相手から診断要求が来た場合は、ルーム画面に許可確認が表示されます

ウィンドウ

  • ウィンドウをまとめて前面に表示 : ON にすると、メイン・設定・BGM・歌詞など複数ウィンドウのいずれかをアクティブにしたとき、全ウィンドウが一緒に前面へ来ます

デバッグ

  • デバッグモード : 開発者向けの表示を有効にします。通常は OFF のままで構いません
  • ネイティブ音声コア (試験中) : デバッグモード ON のときだけ表示されます。音声処理 (ASIO 入出力・受信バッファ・PLC・エフェクト) を C++ のネイティブコアで動かす試験中の経路です。切り替えにはアプリの再起動が必要で、下に現在どちらの経路で動いているかが表示されます。使えない環境では自動的に従来の C# 経路へフォールバックします

設定ファイル

  • 設定ファイルのあるフォルダを開く : %LOCALAPPDATA%\SyncueSong\ を Explorer で開く

アカウント#

設定 — アカウント
設定 — アカウント

ログイン中のアカウント情報を確認・変更します。

  • 表示名 : 現在の表示名。変更 ボタンで変更 (ゲストのままでは 1 回のみ)
  • ユーザー ID : アカウントの識別子 (選択してコピー可能)
  • プラン : 現在のプラン (Free / Plus / Pro)
  • Google アカウントを連携 : ゲストアカウントを Google アカウントに紐付けて正式アカウントに昇格します
  • ログアウト : 現在のアカウントからログアウトし、新しい匿名ゲストとして再開します
  • アカウントを削除する (退会) : アカウントを削除します。削除後 30 日以内であれば、次回起動時に復旧できます
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録音#

録音中
録音中
録音カードの ⋯ メニュー
録音カードの ⋯ メニュー
  1. (任意) 設定 → 録音 で保存フォルダ・録音ソース・マルチトラック・ファイル名・ファイル形式を指定
  2. ルーム画面の 録音 ボタンをトグル ON (R キー)
  3. 停止すると音声ファイルが保存先に出力される。WAV 以外の形式を選んでいる場合は、停止後にバックグラウンドで変換され、進行状況がボタン下に表示される
  4. マルチトラック ON の場合は、ストリーム別に複数 WAV (track_*.wav) が生成される (DAW で個別ミックス可能)。リバーブは独立した track_reverb.wav として書き出されるので、後から残響量を調整できます

BGM プレイヤーの 自動録音 を ON にすると、再生開始に合わせて録音が始まります。

13

デバッグ・通信状態#

🏥 診断ボタン#

診断メニュー
診断メニュー

ヘッダーの 🏥 診断 には 2 つの入口があります。

  • 自己診断 : いまの状態を調べて、見つかった問題を一覧します (下記 自己診断)
  • 動作状況を報告 : 自己診断を実行し、そのレポートをサポート用にサーバーへ送ります

裏では 5 秒ごとに軽い自己診断が走っていて、警告やエラーがある間だけボタンの右上にバッジが点きます (オレンジ = 警告、濃いオレンジ = エラー)。バッジが点いたら開いて内容を確認してください。

ツールメニュー#

ツールメニュー
ツールメニュー

ヘッダーの ツール に計測系がまとまっています。

項目内容
マイク遅延マイク遅延の値を確認・入力する
入力計測マイク遅延の自動計測を開始する (マイク遅延自動計測 参照)
ASIO通信間隔計測オーディオインターフェースがどれくらい正確な間隔で音を届けているかを調べます。「まとめ配信」の判定が最上部のバッジに出ます (機種によっては複数ブロックをまとめて届けるものがあり、これ自体は異常ではありません)
キー操作一覧ショートカットの一覧
定規画面のパーツの寸法を測る目盛りつきの窓を開きます (10px 刻み)。どこでもドラッグで移動、右クリックまたは ESC で閉じます
SyncMon / 自己診断下記参照

SyncMon (メンバー見出しの SyncMon ボタン / ヘッダーの ツール → SyncMon)#

同期のズレを見る・基準 (クロック) を選ぶ・タイミングを微調整する画面です。波形タイムライン (各メンバーの音を同じ時間軸に並べ、バッファの充足も見られる)、ネットワークビュー (誰と誰が何 ms 離れているかの地図)、メンバー別補正 などの表示モードがあります。操作の詳細は SYNC (クロックソース) を参照してください。

通信状態アナライザー (メンバーの ⋯ → 通信状態アナライザー)#

メンバーごとのネットワーク統計を表示:

  • ジッタ / RTT / バッファ内訳
  • RTT グラフ : 緑線=ネット遅延の最小値オフセット、赤線=送信間隔ばらつき
  • 更新 ボタンで最新化

通信状態を診断 (メンバーの ⋯ → 通信状態を診断)#

相手側の実行環境、バージョン、音声設定、ASIO/VST/WASAPI 状態、送受信状況を取得して診断します。相手側でリモート診断が許可されていない場合は、相手のルーム画面に許可確認が表示されます。

診断結果パネルでは、要約をコピー / 詳細をコピー (Markdown 形式) のほか、詳細をアップロード でサポート用に診断レポートをサーバーへ送信できます。不具合報告の際はアップロードするか、コピーした詳細レポートを X で共有してください。

自己診断 (ヘッダーの 🏥 診断 → 自己診断)#

自己診断の結果
自己診断の結果

自分の実行環境、音声設定、送信状態、WASAPI/VST Bridge 状態、直近の通信履歴を確認します。VST Bridge が有効な場合は 10 秒間の VST 診断を行い、入力・戻り出力・送受信品質を確認します。

結果パネルの リセット ボタンは、累積のカウンタを今の値で基準にし直して診断をやり直します。対処済みの古い警告を消して、いま起きていることだけを見たいときに使ってください。

見つかった問題は、症状 → 内容 → 対処 の 3 行で名指しされます。よく出るもの:

  • モニタリング音声 / 配信出力が意図しないデバイスで動いています — 設定したデバイスが見つからず、OS 既定のデバイスで起動しています。デバイスの接続を確認するか、設定で選び直してください
  • マイクがミュートになっています / 音声送信がオフになっています — 相手に声が届かないときの最初の確認先
  • peer #N のジッタバッファが 1 回に届く量より小さい — その相手から一度に届く量より受信バッファが小さく、届いた音を捨てて合成で埋め直しています。その相手の「音声調整」で受信バッファを増やすか、「相手の ASIO バッファサイズを加算」を ON にしてください
  • peer #N の欠落を埋めています — 実際にどれだけ合成 (PLC) で埋めているかの割合
  • 相手の声の供給が枯れています / 送信リングが溢れています など — ネイティブ音声コアで動いているときの内部経路の異常

音声トラブルの発生履歴も自動で記録されており、診断結果に含まれます:

  • ASIO 締切超過 : ASIO コールバック処理が周期に間に合わなかったイベント。直近 60 秒分を一覧表示
  • ASIO コールバック間隔超過 : ASIO コールバック自体が周期の 2 倍を超えて呼ばれなかったイベント。GC 停止や OS / ドライバー側のスケジューリング遅延を切り分けるため、同時刻の GC・重大ストールとの相関も表示
  • WASAPI 出力の音切れ : OBS 配信・録音向け WASAPI 出力で発生した音切れ (バッファ枯渇→貯め直し) のイベント。発生時刻・対象ストリーム・音切れの長さが記録され、直近 5 分分を一覧表示

GC・重大ストールの軽量監視は通常起動時から常時動作します。詳細な allocation / フェーズ別 GC 計測は診断用 MCP で明示的に測定を開始した場合だけ有効になり、通常時の 0 は「詳細未計測」です。監視が停止している場合も、自己診断では 0件 ではなく「未計測」と表示します。

いずれも「音が途切れた」と感じた直後に自己診断を開くと、そのときのイベントを確認できます。診断結果の Markdown コピーには一覧より古い履歴も全件 (音切れは最大 300 件) 含まれるため、不具合報告の際は 詳細をアップロード でサーバーへ送信するか、コピーした詳細レポートを添えてください。

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その他の機能#

アカウントとプラン#

初回起動時に匿名ゲストアカウントが自動作成されます。ログイン画面のユーザーカードから Google アカウントと連携 すると、いまのアカウント (表示名・所有しているルーム) をそのまま引き継いで正式アカウント (SNS 連携) へ昇格できます。設定 → アカウントの「Google アカウントを連携」も同じ動作です。ゲストのままだと以下の制限があります。

  • 招待リンクを発行できません (友達をルームに呼べません)
  • パスワード付き / 非公開のルームを作れません
  • 名前を変えられるのは 1 回までです
  • 30 日間使わないとアカウントが削除されます

プラン (Free / Plus / Pro) によってルームの人数上限が変わります。アカウントの表示名変更・連携・ログアウト・退会は、設定 → アカウント から行えます。

ソロルームと招待リンク#

ログイン画面の 一人ではじめる を押すと、一覧にも検索にも出ない自分専用のルームがすぐにできます。ダイアログもルーム名入力もありません (既に自分のソロルームがあればそこへ戻ります)。

人を呼びたくなったら、ルーム画面の メンバーを招待 (または空状態の「メンバーを招待する」) を押します。招待リンク (https://syncuesong.com/i/xxxxxxxx) がクリップボードにコピーされるので、Discord などに貼って共有してください。

  • リンクを開いた人にはランディングページが表示され、アプリがあればそのまま参加、なければダウンロード案内になります
  • 参加する側はゲストでも構いません。発行する側だけ Google 連携が必要です
  • 受け取ったリンクは、ログイン画面の ルームを検索 に貼り付けて参加することもできます

非公開ルーム・パスワード付きルーム#

ログイン画面の ルームを作成 で、非公開 (一覧に出さない) やパスワード付きのルームを作れます (Google 連携が必要です)。

  • 非公開ルーム : 公開一覧には出ません。参加者はルーム名を ルームを検索 から完全一致で探して参加します
  • パスワード付きルーム : 参加時にパスワードの入力が必要です。一覧・検索結果では 🔒 で示されます

MCP サーバ (実験的)#

外部 AI エージェント (例: Claude) から JSON-RPC over HTTP でアプリ内部状態を読み取ったり操作したりできます。設定 → システムで有効化。

同じルームの相手から通信診断を要求された場合は、リモート診断許可が ON のときだけ状態を返します。OFF の状態で要求が来た場合は、ルーム画面に許可確認が表示されます。

VST / DAW Bridge (上級者向け)#

設定 → モニタリング音声 → 方式VST / DAW Bridge を選ぶと、DAW 上の SyncueSong VST から音声を入力し、相手の音声を VST へ戻せます。DAW 側で「SyncueSong VST」をトラックに挿し、プラグイン画面で MIX トラックを選び、DAW の再生を開始してください。ルーム参加前に Bridge 接続済みになっている必要があります。

マイク遅延自動計測#

ヘッダーの ツール → 入力計測、マイク遅延パネルの 自動計測 ボタン、または設定画面の同等ボタンで起動。スピーカーから 1kHz のクリック列 (約 30ms) を再生し、マイクが拾うまでの時間を計測します。スピーカー & マイクが同じ部屋にある状態で実行してください。ダイアログにはマイク入力波形のオシロ表示 (直近 1 秒) があり、パルス送出時刻 (赤線) と検出時刻 (黄線) を確認できます。タイムアウトは 1 秒。

計測音は出力の最終段に直接入るので、モニター出力をミュートしていても鳴ります

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トラブルシューティング#

症状確認ポイント
ログインできない / ルーム操作が無効インターネット接続を確認 (「オフライン」表示のときはクラウドに繋がっていません) / 時間をおいて再起動
ルームに入れない設定 → モニタリング音声でデバイスが選択されているか。VST / DAW Bridge の場合は、DAW 上の SyncueSong VST が Bridge 接続済みか
音声デバイスを開けませんでした他アプリ (DAW など) がデバイスを占有していないか / USB を挿し直す / 別デバイスを選ぶ / サンプルレートを 48000Hz にする
非公開ルームが見つからないログイン画面の ルームを検索 から、ルーム名を完全一致で入力する (公開一覧には出ません)
招待リンクを発行できないGoogle 連携が必要です。ゲストのままでは招待リンクを出せません
パスワード付き・非公開ルームを作成できないGoogle 連携が必要です。設定 → アカウントから連携してください
相手とだけ「⚠ 接続不可 (IPv4/IPv6 不一致)」自分か相手のどちらかが IPv4/IPv6 両対応の回線になると接続できます / 設定 → ネットワークの「IPv4 専用にする」を切り替えて試す
音が途切れる設定 → 通信バッファ・音質で A: 安定して合わせる を試す (= ネット受信バッファを増やす) / 「アンダーラン修復」を ON / 設定 → ネットワークの パケットロス補償 (FEC) を ON。自動調整はバッファを削る方向にしか働かないので、足りていないときは設定値そのものを上げてください
特定メンバーだけ途切れるそのメンバーの通信表示をクリック (または ⋯ → 音声調整...) して受信バッファを増やす / 自己診断 に「peer #N のジッタバッファが 1 回に届く量より小さい」が出ていないか確認 / 通信状態を診断 で相手側の状態を確認する
遅延が大きすぎる方式が WASAPI なら ASIO へ / 設定 → 通信バッファ・音質で B: 歌える低遅延(おすすめ) または C: 極限低遅延 を試す / 「自動調整」を ON にして余裕ぶんを自動で削らせる (「目標音質」を上げるほど詰めます)
自動調整でバッファが下がらない「目標音質」ラベルの表示を見てください。「超過中」なら音切れが許容値を超えていて削れません (目標音質を上げるか、回線を改善)。「余白に届かないので削りません」なら既に余裕がありません
「実効」の値が設定値より大きい実効 = max(設定値, 1 回に届く量) + 1 ブロック + SYNC の整列遅延 です。相手のパケットが大きいとそちらが下限になります (相手に ASIO バッファを小さくしてもらうと下がります)
エコー・ハウリングスピーカーで再生していないか (ヘッドホン推奨) / 配信・録音出力に自分のスピーカーを選んでいないか / マイク遅延補正を計測
自分の声が返ってこないメンバー一覧の先頭にある自分のカードで、ヘッドホンアイコンが OFF になっていないか / 音量フェーダが 0 になっていないか
自分にエフェクトが掛からないマイク入力カード (相手に届く音) とメンバー一覧の自分のカード (自分に聞こえる音) は別の設定です。相手にも届かせたいならマイク入力カード側で設定します
メーターがパンを振ると上がる定パワー則の仕様です (センターで -3dB、ハードに振ると片チャンネルが +3dB)
響きが二重に聞こえる相手が自分の声にリバーブを掛けて送っている可能性があります。部屋の響き の量を下げてください
OBS に音が来ない設定 → 配信・録音出力を有効に / ルーム画面の 配信出力 が ON か / OBS 側で正しいデバイスを選択
OBS 配信・WASAPI 録音の音だけ途切れる音切れを感じた直後にヘッダーの 🏥 診断 → 自己診断 を実行し、「WASAPI 出力の音切れ」イベントの有無と時刻を確認 / 頻発する場合は WASAPI 送出プリバッファ (ms) を増やす
録音ファイルが空録音ソース設定 (自動/モニター側/配信側) が出力経路に合っているか
録音にガイドメロディが入ってしまうガイドはモニター側にだけ流れます。録音元を 配信側 にしてください
メトロノームが二重に聞こえるクリックは他のメンバーにも送られます。鳴らすのは 1 人だけにしてください (相手のぶんはネットワークの遅れぶんずれて届きます)
効果音パッドが鳴らない音源を割り当てているか (パッドにファイルをドロップ) / テンキーは SyncueSong のどれかの窓がアクティブなときだけ効きます / 文字入力中は反応しません
効果音パッドのセットを読んだのに鳴らない.sepad は音源を相対パスで覚えます。音源ごと移動していれば読めますが、音源だけ別の場所へ動かすと見失います
自分の声だけ遅れて聞こえるSyncMon のモニター整列が「全体を揃える (先読みして歌う)」になっています。気になる場合は「ピアだけ揃える」へ (SYNC 参照)
誰に合わせて歌えばいいか分からないメンバー見出しの「先読み / モニター整列」表示と SyncMon のネットワークビュー (金色が基準) を確認してください
急に音が出なくなったヘッダーの 🏥 診断 にバッジが点いていないか / 設定 → モニタリング音声のエラーカードから「再起動を試す」
設定が消えた / 起動が遅い%LOCALAPPDATA%\SyncueSong\AppSetting.xml をバックアップ確認 (壊れた場合は .broken-*.xml が残る)
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連絡先・コミュニティ#

  • 作者: ドコカノうさぎ (@patsupyon on X)
  • 公式ハッシュタグ: #SyncueSong
  • 感想・不具合報告・要望は X で #SyncueSong を付けて投稿してください
  • マニュアル (Web): https://syncuesong.com/manual/

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